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第87回 株価、為替の大変動に翻弄されない2つのヒント

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< 1 > 「お金の相談室」
第 87 回 「株価、為替の大変動に翻弄されない2つのヒント」
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<質問>
 株式も為替も毎日激しく動いていて、ドキドキしているうちに毎日が過ぎていきます。毎日の変化に翻弄されないためにはどうしたら良いでしょうか?

<回答>
お問い合わせありがとうございます。今週はマネックス・ユニバーシティ内藤忍が回答いたします。

今週に入ってから、市場心理が一転し、急速な買戻しから株価はリバウンド、為替も円安に戻ってきています。では、果たしてこのような展開になることを予想できた人はどのくらいいたでしょうか?

投資とは「恐怖と欲望のゲーム」と言われます。下がると恐怖感から買えなくなる。上がってくると欲が出てきて高値でつい買ってしまう。感情に振りまわされてこのようなことを繰り返していては、いつまで経ってもリターンにつながらないのです。

かといって、最安値で買うこともできないものです。日経平均は今週一時7000円を割れましたが、そんな状況で積極的に買いを入れることができる人は、いないと思います。

以上を考えると個人投資家の方が相場に翻弄されないための対策は2つあります。

1つはリスクを取り過ぎないことです。過剰なリスクを取っていると急激な下げが発生した時に精神的に大きなストレスとなり最悪の場合、安値で売ってしまうことになりかねません。自分がリスクをどのくらいまで取れるのか、今回の変動を例に考えてみましょう。

もう1つは長期で続けることです。短期的な変動を追いかけてもうまくいくとは限りません。それよりも時間をかけて資産を殖やす方法の方が、精神的にもストレスがかかりません。私は、資産管理を手帳を使って行なうことをお薦めしています。みなさんも今回の変動で感じたこと、起こした行動をあとから目に見えて分かる形で残しておくとよいと思います。

今年10月の相場環境は歴史に残るくらいの大きなものですが、10年単位で投資をしている人からすれば、大きな影響は受けません。

毎日の相場の予想をするより、「10年後の資産をどうしたいのか?」から投資方法を考える。そのような方法なら、日々の変動にドキドキしない投資が実現できるのではないかと思います。

内藤 忍
1964年生まれ
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
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