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< 1 > 「お金の相談室」
第 75 回 「海外株式ファンドの決定版はどっち?」
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<質問>
外国株式に投資をするインデックスファンドを検討しています。トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドと年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)はどちらが良いでしょうか?
<回答>
お問い合わせありがとうございます。今週はマネックス・ユニバーシティ内藤忍が回答いたします。
日本を除く外国株式にインデックス運用で分散投資するファンドとして、代表的なものには、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドと年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)があります。どちらも販売手数料がかからないノーロードファンドで1万円から購入可能。積立もできる便利な商品ですが、2つの商品にはそれぞれ長所・短所があります。そのポイントは
投資対象と信託報酬の違いです。
まず投資対象です。トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの投資対象は米国、欧州、新興国に分かれています。新興国の組み入れが5%あるところが特徴的ですが、地域別配分はインデックスに比べ米国にオーバーウエイトされています。
トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドの運用レポート(PDFファイル) (マネックス証券のウェブサイトが開きます。)
一方の年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)は、外国株式の代表的なインデックスであるMSCIコクサイインデックスをターゲットに運用を行っていますので先進国の株式市場だけが投資対象です。米国への配分比率はインデックスと同じ水準です。
年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)運用レポート(PDFファイル)(マネックス証券のウェブサイトが開きます。)
次に信託報酬ですが、トヨタアセット・バンガード海外株式ファンドは外国投信を組み入れたファンド・オブ・ファンズ型の商品でトータルの年間コストは約1.27%。一方の年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)は信託報酬年0.8820%ですからこれは後者の方が低コストということになります。
つまり、年金積立インデックスファンド海外株式(ヘッジなし)はコスト面では有利ですが、新興国株式が組み入れられていない、そして資産配分もそれぞれのファンドで異なるということになります。
どちらの商品にもそれぞれ長所・短所があります。自分が何を優先順位として考えるかによってどちらの商品を選択するかは異なってきます。完璧な商品はありませんから、自分にとって「ベストよりベター」な商品を選ぶという視点が大切です。
ですから、ご質問への回答はこうなります。「それぞれの商品の長所短所を比較した上で、自分にとってベターな商品を選んでください」
内藤 忍
1964年生まれ
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
最新刊「【新版】内藤忍の資産設計塾」は早くも増刷と好評発売中
(投資信託を投資対象として検討される場合のご留意事項)
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