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< 1 > 「お金の相談室」
第 70 回 「こんなときは預金にすべき・・・?」
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<質問>
物価が上がり、友達からは再就職先が見つからないと聞きました。以前から保有している株式はマイナスになっており、先行きに不安を感じます。わずかなボーナスは預金にすべきでしょうか。
(ちなみに、現時点での保有金融資産は日本株と預金のみです。)
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<回答>
ご質問ありがとうございます。廣澤知子が回答します。
5月の全国消費者物価指数が前年同月比1.5%の上昇となり、8か月連続で上昇とのこと。特に光熱費・水道費の上昇幅が大きいということで、食料品の値上がり、ガソリン代の値上がりとあわせ、生活者の体感として大きな重しとなっています。
また、失業率は横ばいですが、有効求人倍率が低下しつつあり、日本の雇用情勢も芳しくない状況となってきています。
景気に不透明感が出ているなか、どのようにお金を運用したらよいかというと、景気が悪くなると、株式市場が不安定になってくるため、プロは債券市場にお金を移します。
最近長期金利が下がっているニュースを耳にすると思いますが、金利が下がるということは価格が上がる、つまり債券(ここでは長期国債です)需要が高まっているということで、安全資産に資産逃避をしているのです。
景気の先行きがよくないときに、比較的安全性の高い資産にお金を移すことは間違ってはいません。
ただ日本の金利はあまりにも低く、預貯金とくに定期などで期間を長めに固めてしまっては金融資産全体の利回りを向上させることは難しくなります。
プロを見習って、ということではありませんが、資産の中に債券を保有することも検討してはいかがでしょうか?
債券は比較的安全性が高く、満期になれば原則額面元本が戻ってくるという商品です。金利が高いものは、それ相応のリスク(発行体の信用リスクなど)がありますが、株式市場の株価変動リスクとは異なる種類のリスクです。
金融商品には様々な種類があります。市場の動向、景気動向で期待できる商品は異なり、そのリスクも様々です。リスクを偏らせないことが、結果的には全体の資産価値の保全に役立ちます。ぜひ意識するようにしてください。
廣澤 知子
マネックス証券株式会社
マネジャー/シニア・フィナンシャル・アドバイザー
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、
(社)日本証券アナリスト協会検定会員。
マネックス・メールの月曜コラム「廣澤知子のやさしいマネー講座」を連載中。
WEBマガジン MONEYzine(マネージン)でも連載中。
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