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第 36 回 積立をしてはいけない投資信託

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< 3 >  資産の種 第36回 「積立をしてはいけない投資信託」
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投資信託を選ぶ時、みなさんは何に重点を置いていますか?マネックス・ユニバーシティでは特に投資入門者にはコストが比較的安いインデックス型の投資信託で投資をはじめることをすすめています。

・コストが安い
・値動きが市場の平均値と同程度なので売買のタイミングを常に気にしなくてもよい。
という投資入門者の負担を極力軽くするメリットがあるからです。

こうした投資信託であれば、定期的なチェックをするだけで積立を継続し、長期の運用で資産を作るという方法が有効です。
しかしながら、この積立という方法が向かない投資信託があります。売買タイミングを自分で図らねばならないタイプのファンドです。

ブルベア型とよばれるタイプの投資信託があります。相場の世界では上昇局面の強気を『ブル』。下降局面の弱気を『ベア』と呼びます。ちなみに『ブル』は雄牛が下から上へ角を突き上げる動作、『ベア』は熊が上から下に手を振りおろす動作がその由来です。この相場が上がるか、下がるか、に勝負を張るのがブルベア型の投資信託です。

通常、投資信託はその投資対象の値段が上がったときにしか利益を得られません。しかしこのブルベア型ファンドは相場が上昇するとその基準価額が上がるブルコース、相場が下落するとその基準価額が上がるベアコースがあり、今後の相場の見通しが上がると思えばブルに資金を投じ、下がると思えばベアに資金を投じることで相場がどちらに動いても利益を狙えるチャンスがあるというファンドなのです。(ブルとベアがそれぞれ独立したファンドであるものと、ファンドの中にブルコース、ベアコースが設定されていて、乗換ができるものの2パターンがあります。)

ここで大きな注意点があります。ブルコース、ベアコースのコース間の資金の移し替えは自分で相場環境の見通しを立ててしなければならないという点です。ブルベア型ファンドは株価指数先物や債券先物、為替先物等を利用して、指数の動きに対して同じ方向、または逆の方向におおむね連動した動きとなるように運用をしています。

各種の指数に連動する仕組みを作って運用しているだけなのでイメージとしてはインデックス型の投資信託と同じです。アクティブ型のようにファンドマネージャーが相場見通しを立てて、よいと思う運用をしてくれるわけではないのです。あなたが自分の資金のファンドマネージャーとなって、資金をどっちに置いておくのがよいか、または一時的に休ませるのか、を決定します。

具体的には、ブル・ベアがそれぞれ独立したファンドの場合、相場が強気の時はブルファンドに資金を投じ、そろそろ下がるのではないかと思ったら一度売却して資金をMRFにしておきます。そして今度は相場が下がり始めたらベアファンドに資金を投じ、そろそろ底だろう、と思うところで売却し、資金をMRFにしておきます。

 ブルベア型ファンドの中にブルコース、ベアコース、マネープールコースがある場合、相場が強気の時はブルコースに資金を投じ、そろそろ天井かな、と思ったら、マネープールコースに乗り換えます。そして今度は相場が下がり始めたらマネープールコースからベアファンドに乗り換えし、そろそろ底だろう、と思うところでマネープールコースに乗り換えます。このマネープールコースはMRFのようなものとイメージするのがいいでしょう。後の見通しを立てるために一時的に資金を置いておくコースです。

いかがでしょう。自分で相場の見通しを立てて、タイミングよく資金の移し替えが必要なファンドがブルベア型のファンドです。反対の投資行動をとったまま放置などしたら、一気に基準価額が下がってしまう心配があります。じゃあ、ずっとマネープールにおいておけばいいや、と思うかもしれませんが、この手のファンドは信託報酬などの手数料も高いのが通常です。こういうファンドを初心者にはすすめない、そして積立には向かないとした理由が理解いただけたでしょうか。

この手のファンドを積立対象にしている会社はそうないはずです。(マネックス証券は積立対象の投資信託からブルベア型は外しています。)投資をしてはいけない、危ないファンドだと言っているのではありません。積立する商品としてはすすめられないと言っているだけです。

投資信託を選ぶ時に重点を置いたことが、『相場の動きを自分で観察して投資をしたい』『積立で資産形成はきちんとしているので、少しリスクの高い商品に挑戦してみたい』『どうせリスクのあるもので投資をするなら、思い切りリターンを狙ってみたい』と、少し自分の投資力の腕試しをしてみるということであれば積立ではなく、時期を計って単発の投資としてやってみるのがよいでしょう。

とても勉強になりますし、大きなリターンを狙えるファンドであるのは事実です。ブルベア型のファンドにはいろいろなタイプがありますので、よく事前に調べて、覚悟して取り組んでください。何といっても投資は自己責任です!

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<<マネックス証券で投資信託取引をされる場合の重要事項>>

■ リスク 投資信託は、値動きのある有価証券に投資しますので基準価額は上昇することもあれば下落することもあります。従って投資元本および分配金の保証された商品ではありません。また、投資信託は商品毎に応じて様々なリスクがあり、以下は一般的なものを示したものにすぎませんので、ご購入の際には銘柄ごとの「目論見書」、「目論見書補完書面」の内容をご確認ください。

・ 組み入れた株式、債券および商品等の変動(組入れ商品が外貨建てである場合には通貨価格の変動も受けます。)に基づいて基準価額が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

・ 組み入れた株式、債券および商品等の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に基づいて基準価額が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

 ・ 外貨建て投資信託(外貨建てMMF等)は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

■ 手数料 投資信託取引にあたっては、以下の手数料等をご負担いただきます。

・ 申込手数料 : 申込金額に対して最大3.675%(税込)

・ 信託財産留保額(換金時の直接的な負担費用) : 約定日、またはその翌営業日の基準価額に最大2.0%を乗じた価額

・ 信託報酬(保有期間中の間接的な負担費用) : 純資産総額に対して最大2.197%(年率・税込)

・ 運用成績に応じた成功報酬やその他の費用を間接的にご負担いただく場合もあります。

■ その他 ・ お申込み/ご購入にあたっては「目論見書」、「目論見書補完書面」をご覧いただき、取引の仕組みやリスク・手数料等についてご確認ください。





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