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< 3 >グルマンの日記 53日目 定額給付金とパスタマシーン
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前回は、中国出張中で超バタバタしていたら、締め切りタイムアップとなり編集長にばっさりときられたので、今回は 敗者復活戦で気合を入れて麺から作ったスペシャルパスタについて書きたいと思います、
今回は題して「定額給付金とパスタマシーン」。あのノーベル賞学者のクルーグマン教授が「定額給付金は、景気刺激策としては0点の評価」と一刀両断にこき下ろしたあの定額給付金制度。日曜日の朝刊には、「定額給付金で○○旅行」「定額給付金で今なら○○が12000円ぽっきりと」となんだか怪しげな宣伝広告が蔓延しており、私もクルーグマン教授同様訝っていました。
前からずっと欲しかったけど、ちょっと高いなと思って買わなかったものがあったのです。それが何かというと、「パスタマシーン」でした。マカロン教室では何回が実習したのですが、我が家にはパスタマシーンという手のこんだものはなく、復習ができなくていつも困っていたもの。しかも、乾燥麺のパスタにはなんとなく飽き足らず市販の生パスタの「うどん」みたいな生パスタにも閉口していたものです。
そこに一通の郵便:「定額給付金支給のお知らせ」。
週末に車飛ばして浅草かっぱ橋キッチンワールドTDIにて早速パスタマシーンを即Get。
業務用ともなると40万円近いものもあり、とても定額給付金では買えないなのです。しかし、家庭用パスタマシーンは、定価では17000円前後するものが、かっぱ橋ではその半額程度で買えて無事12000円の予算の範囲内で首都高往復の高速代+ガソリン代込みでも十分購入することが出来ました。
早速、パスタマシーンを我が家のキッチンにくくりつけて、パスタ作り開始です。原料は、強力粉(薄力粉ではないので要注意)と卵。分量は、大まかに粉2:卵1です。(卵は、通常50グラムが目安なのでそれに対する分量と覚えておくとよいでしょう)大き目のボールで混ぜ合わせ生地を作っていきます。厚さ1センチほどで10センチx15センチの長方形を作り、早速パスタマシーンで生地を伸ばして行きます。最初は一番厚いメモリ6から。何度も同じ厚さで生地を伸ばして行きます。
こつは、一度伸ばしたら3つ折にして、元の形に戻し、しっかりと空気を抜いてまた生地を伸ばすを繰り返すことです。10回ほど繰り返すとしっとりと滑らかな表面になります。更に3回ほど同じ作業を繰り返して取り敢えず生地は出来上がり。サランラップに海苔巻き状にして、30分以上冷蔵庫で寝かせます。
充分に寝かした生地を冷蔵庫から取り出して、パスタマシーンでメモリを一段階づつ上げて薄くしていきます。パスタマシーンの取手の回転を一旦でも止めると生地に筋ができるので、一気に伸ばしてしまうのが第2のコツです。そして、メモリ6(最薄)までいったら、薄くなった生地を乾かします。木の板に載せたり、洗濯物干しのように干したり、やり方はいろいろです。いずれにしろさらっと乾いた感じにするのが第3のポイント。今回はクリーニング屋さんからもらったハンガーにかけて30分程度陰干ししました。そして完成した生地が長すぎる場合は、二つに切ってもOKです。ラップトップパソコンの横長くらいの長さが丁度よい感じです。
そしていよいよクライマックス。
陰干しした生地をきし麺状(フィットチーネと言います)に生地を裁断していきます。かなり緊張する一瞬ですが、これも瞬間芸です。そして1センチ程度の幅に切れた麺を一本一本並べて30分程度乾かします。生乾燥した状態になったら、麺玉を作って完成です。作りはじめから約1時間半。やっと出来た・・・という感じです。感涙!
パスタの具は、2種類ほど。一皿は、カルボナーラ風パスタ。食材は、卵、生クリーム、生ハム、玉葱、パセリ、バルメジャーノチーズ。玉葱を薄切りにして、みじん切りした生ハムとバターで炒め、玉葱がかなりしんなりして透明になったら生クリームを入れて軽く塩コショウして具のベースを作る。ちょっとべたついた感じがあったら、少々牛乳を加えても良い。
一方で卵の黄身とバルメジャーノチーズを粉状にして適当に混ぜ合わせる。先ほど作ったパスタを塩ラーメンの辛さの沸騰したお湯の中にさっと入れて(1分程度)パスタを茹で上げ、一気に具のベースの中にパスタを入れる。火を止めてなべにふたをする直前に卵の黄身とチーズを混ぜたものを入れて、全体に黄身が染み渡る感じまで持ってきて、出来上がり。皿に盛った後、パセリをどっさりとかけて完成。パスタのヌードル作りに1時間半、具を作るのに15分、そして食べるのは5分と言うパスタ料理。
もう一皿は、何度も紹介した牛筋肉のワイン煮込みです。作り方は一度この日記でも紹介しているので割愛しますが、今回は、飛騨高山に昔の仲間と訪問し、手に入れた飛騨牛の牛筋肉でしたが2日間煮込んで、涙の出るほどの美味い煮込みパスタが完成しました。写真でもご覧下さい。
景気対策としては、疑問をもたれている定額給付金制度。パスタマシーンを丁寧に10年20年使い込めば、給付金制度が必ずしも、将来世代へのツケをまわしたことにはならないのでは・・・などと考える余裕もなく、パスタ皿は空になりました。
次回は少し前になりますが、GWに精魂こめて作った本格ベーコンなどをご紹介します。