HOME > マネーを学ぶ6つの方法 > メールマガジンで学ぶ > 第 20 回 今後のモンゴルの行方の鍵について、駐日モンゴル国特命全権大使 ジグジッド大使に直撃

マネーを学ぶ6つの方法 メールマガジンで学ぶ

第 20 回 今後のモンゴルの行方の鍵について、駐日モンゴル国特命全権大使 ジグジッド大使に直撃

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
< 3 > 知られざる資源大国モンゴル
第 20 回 今後のモンゴルの行方の鍵について、駐日モンゴル国特命全権大使 ジグジッド大使に直撃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は2009年7月3日に行った駐日モンゴル国特命全権大使 ジグジッド大使へのインタビューを中心にお伝えいたします。

Q1.モンゴルの現状および金融危機の影響について詳しく教えてください。

Aモンゴル経済は豊富な地下資源に支えられ一昨年まで年率10%の成長率を保っていた。昨年は後半より金融危機の影響で減速しましたが、それでも年率8.7%の成長率を記録しました。
今年に入ってからは金融危機の影響がさらに強まり厳しい状況に置かれていますが、IMFや世界銀行では2.7%の成長率を予測しています。

Q2.先月、モンゴルでは大統領が交代したが、何か政策の大きな変更はありますか?

A 基本的に政策の大きな変更はないと思っています。
強いて挙げれば、より自由化を推進し経済活性化に向けてオユトルゴイやタバントルゴイに代表されるような大型開発の開発を加速させ、モンゴルの経済発展を促すことだと思います。
外国からの投資を呼び込むための環境整備を行うと同時に、地方開発や国内製造業の育成に力を入れていくことが大切なポイントだと思っています。

Q3.これからのモンゴルと日本の関係はどうでしょうか?

A 2年前に当時の大統領が訪日した際、今後10年間の行動計画を作成しました。今までは政府間の交流が中心でしたが、今後は民間の直接交流を促していきたいと思っています。
そのための官民合同協議会を立ち上げ、既に2回会合を持っている。

Q4.モンゴルに対してどのような投資機会があると思っていますか?

A 従前は日本からのODAが中心でしたが、今後は民間からの投資に期待しています。そのために投資に関する法整備を行い、税制の改革を行い、すぐれた環境整備をしていく予定です。
投資先としては鉱物資源、鉱山などの大型投資から、一次産品を中心とした牧畜や製造業の育成のための投資までこれからのモンゴルの発展のためのさまざまな投資機会があると思います。特にモンゴルとして付加価値を高めた製品を国際市場に提供できる仕組みを作っていきたい。投資に際しては、是非モンゴルを訪れ自分の目で確かめてから投資を行ってもらいたいと思います。
モンゴルでは教育水準の高い人材が豊富であり、また社会、政治、経済体制において開かれた民主主義が行われているので、安心して投資のできる環境が整っています。

Q5.2009年7月15日にバヤル首相が来日されましたが、今回の訪日の目的は?

A.今回の訪問は政府要人の相互訪問の一環として行われるものであり、バヤル首相就任後初の訪日です。今回の訪日を契機として日本、モンゴルの関係を一層強化し、今後の新しい投資のサイクルを作っていきたいと思っています。

モンゴルでは毎年7月10日から13日までナーダムと呼ばれる年1回のお祭りがあり、この間は連休になり国を挙げてのお祭り騒ぎとなります。その後、夏休みシーズンの到来となります。

国民がナーダムで浮足立っている中、国会ではかねてから懸案となっていたオユトルゴイの銅/金山開発の投資契約が議論されております。

先月新大統領が就任して以来、投資に若干後ろ向きな発言の目立った大統領でありましたが、その後態度を一転、懸案のオユトルゴイの投資契約が一気に承認される勢いで議論が続いております。

春期国会が2009年7月10日の午後からナーダム休暇に入りましたが、14日にも再開され、オユトルゴイの議論が再開される予定となっております。
この議論は数年来の懸案でありましたが、今回は実際に投資契約にまでこぎつけるものとの期待が高まっています。

オユトルゴイの開発が実際に始まると、今後34年間にわたりモンゴルのGDPを年率34.3%引き上げる効果が期待されています。
オユトルゴイが決着すると、その後、石炭開発のタバントルゴイやウラン開発なと投資、開発案件が目白押しになっています。

今までどちらかと言うと忘れ去られていたモンゴルではありますが、ここにきて一気に世界の注目を集める存在になる可能性を秘めており、今熱いモンゴルビジネスが始まろうとしています。

過去掲載のコラム:「世界が注目!モンゴルの2大鉱山」も合わせてご覧ください。

フロンティア証券

ウェブサイト:http://www.frontier.mn


 





ページトップへ

株式会社マネックス・ユニバーシティ

東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内19階