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第 19 回 モンゴル大統領選挙
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今週末の日曜日2009年 5月24日にモンゴルの大統領選挙が行われます。モンゴルでは1993年6月6日に第1回の大統領選挙が行われて以来、5回目の選挙となります。
今回の選挙は現職大統領で与党愛国党議員のエンフバヤール氏と、第1野党民主党議員のエルベルドルジ氏との間で争われています。今回の選挙はエンフバヤール氏の1期目が任期切れになることによるもので、モンゴルの法律では大統領は1期4年で2期まで勤めることが可能です。
両氏ともモンゴルにおける有力な政治家であることに議論の余地はありません。両氏のスローガンは「正直になろう」と「団結を強め母国の恵みを皆に分け与えよう」というもので、そのキャンペーンの目指すところに大きな違いは見られません。
両氏とも、経済の発展および環境保護を支持する正直な責任ある政府を標榜しておりますが、モンゴル憲法による大統領の権限は限定されたものであり、議会が主導する政治体制です。従って、モンゴルでは大統領はどちらかと言うと象徴的な存在にとどまっています。
現在の議会は与党愛国党と野党第1党の民主党による連立政権となっており、議会の長は愛国党党首のバヤル氏が務めております。従って、どちらの候補が大統領になっても、大きな政策の変更が行われる可能性はほとんどないと言えます。
先週行われた民間による調査によると、モンゴル全土で50.6%の人がエルベルドルジ氏と答えたのに対し、エンフバヤール氏と答えた人は49.4%にとどまりました。背景には、現職大統領のエンフバヤール氏が実務型で堅実に業務を遂行していくのに対し、対立候補のエルベルドルジ氏はどちらかと言うと「チェンジ」に力点を置き、また野党民主党が挙党体制で応援していることもあり、国民に広く受け入れられています。
ただ、今後選挙活動が終盤を迎えるにつれ、与党愛国党も挙党一致態勢に移行していくことが考えられ、まただんだんと現実的な選択をする人が増えてくることが予想されます。
加えて、親民主党の多い若い世代の人たちの多くが投票に対してあまり積極的でないことがあり、国民の50%が25歳以下という若い国において、選挙結果を予想することが難しくなっております。現時点では両候補とも当選の可能性は5分5分と考えるのが妥当なようです。
また、選挙後、選挙結果に対する論争が起こることが予想されます。過去にも議会選挙および大統領選挙の結果に対してある程度の論争が起こったことが何度かありました。2008年の議会選挙の翌日、7月1日には選挙結果に対する論争がもとで暴動が起こり、非常事態が宣言されました。
選挙の翌日2009年5月25日には非公式な結果が出ることが予想されます。正式な結果が出るまでにはしばらく時間がかかる可能性がありますが、結果をお知りになりたい方は是非フロンティア証券のウェブサイトをご確認下さい。
http://www.frontier.mn/
以上、眠れる資源大国モンゴルよりお届けいたしました。
フロンティア証券
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