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土井英司 さん 

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第11回 エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役 
土井英司 さん 

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<3> リレーエッセー 「お金と教育」
バックナンバー>> http://www.monexuniv.co.jp/mail_magazine/kyouiku/
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このコーナーでは各界でご活躍されている方々に「お金と教育」
というテーマでエッセーを書いていただきます。今回のリレーエッセーは、
エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役の土井英司 さんに
ご執筆いただきました。
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商売で成功した祖父が亡くなった時、預金残高はわずか294円でした。「遺産な
ど遺しても、よほどきちんとした教育をしない限り、不幸を招くだけ」そう教
えられていた僕は、294円の預金残高を見た時、祖父の生き方を素直にカッコい
いと思いました。

そもそもお金というのは、人生の一部である時間を切り売りして得るものです。
時間効率に個人差はあっても、その事実は変わりません。であれば、やはりお金
も人生の一部。それを使い切らずに死ぬのは人生を無駄にすること、と僕は考え
ています(もちろん、資本主義の原理により、使い切れないほどお金が増える現
象が起こることはありますが)。
では、人はなぜそのお金を貯め、資産運用をするのでしょうか?

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 それは、われわれが働ける時期が限られているからです。それともう一つは、
お金が必要になる時と、稼げる時期が一致しないからでもあります。ですから、
人生をトータルで考えた時、収支のバランスをとるには、やはり資産運用が不
可欠なのです。とはいえ、やはりお金は人生の一部。であれば、ただ単に寝か
しておくのはもったいない。そこから出てくるのが、「生き金を使う」という
発想です。今、貯蓄があるということは、人生の一部を生かさずに保存してい
るということ。それを解き放って、自分の応援したい事業に投票するのが、投
資することだと思っています。だから、投資は、お金が儲かりそうだから、で
はなく、自分の第二の人生を楽しむために行うべき。それが市場に受け入れら
れる行為であれば結果として儲かる、というのが本質ではないかと思います。

今回のテーマは「お金と教育」ということですが、この2つの共通点は、
1.投資する時期と必要とする時期のタイムラグがあるということ(その間、
時間をかけて大きく育てられる)
2.元本(知識)が増えるとさらなるお金(知識)を生むということ
3.うまくいけば、自分が働かなくても稼げるようになるということ

そしてお金と教育、どちらが大事かと言われれば、間違いなく教育。その理由
は、確実にリターンを生むということと、税金がかからないということです。
ですから、若いうちはしっかり学んで、知恵や付加価値を高める。そして、30
代以降は、まとまったお金を投下してお金を殖やす。これができれば人生は豊
かなものになるのではないでしょうか。みなさんの成功を心からお祈り申し上
げます。

土井英司◆エリエス・ブック・コンサルティング代表取締役
(URL: http://eliesbook.co.jp/
慶應義塾大学総合政策学部卒業。日経ホーム出版社を経てAmazon.co.jp立ち上
げに参画し、2001年には同社のCompany Awardを受賞。業界の「陰の仕掛け人」
として、数多くのベストセラーを手掛けた。現在は、出版コンサルタントとし
て活躍。読売新聞でも連載を担当。著書『「伝説の社員」になれ!』。

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